« フエ空港到着 | Main | 「プランB」発動 »

Tienとフエ師範学校へ

(March 11, 2004)

空港からホテルへ向かうタクシーの中から携帯でホテルに電話を入れ、頼んでおいた車が来ていないと文句を言っておいた。ホテルに到着し、チェックインしてTienが迎えに来てくれるのを待った。Tienは、3年前にシンガポールのRELC(Regional English Language Centre)で知り合ったベトナム人の女の子Minh-Tamのお兄さんだ。残念ながらMinh-Tam自身は米国に留学中で今回は会えなかったが、彼女に今回のベトナム行きについて連絡したらすぐにお兄さんに私の案内を手配してくれた。
Tienはもちろんバイクでホテルに迎えに来てくれた。ベトナム人としては珍しく、ヘルメットを持参していた。自分のヘルメットを私に貸してくれ、まずは二人で彼が現在勉強中のフエ師範大学へ向かった。
師範大学について校門をくぐると、ずらりとバイクが並んで駐輪されていた。ベトナムではどこへ行っても眼にする風景だ。
正面の校舎の二階に上がると、Tienが研究部長のLe(レ)先生を紹介してくれた。私がベトナムの英語教育を見学に来たこと、今回は準備的な旅行で、いずれは正式な手続きを踏んで再度来訪する予定だということ、可能ならば授業を見学させてもらいたいということを、Tienがベトナム語で説明してくれた。予想通り、Le先生は然るべきルートから手続きをしないことには対応できないと回答した。いくらDoi Moi(ドイモイ政策)とはいえ、それはそうだろう。つい数年前までは外国人と話をしていると公安当局から尋問を受けることもあったくらいだ。丁重にお礼の言葉を述べ、近い将来正式ルートでお願いすることになる予定なので、その節はよろしくとお願いしておいた。一緒に記念撮影をし、おいとました。そもそも今回は現地でのコンタクト確立が目的なので、これでも大収穫だ。


Posted by Yoshi at 05:38 PM

« フエ空港到着 | Main | 「プランB」発動 »